10 IN/10 OUTの本格仕様オーディオ・インターフェース。
OCTA-CAPTUREは、10 IN/10 OUTの多チャンネル入出力を装備したUSB 2.0対応のオーディオ・インターフェース。ギター/ベースをダイレクトに接続できる2系統のHi-Z端子を含む8系統のアナログ・インプット、多彩なルーティングとモニター環境の構築に活用できる8系統のアナログ・アウトプット、そしてコアキシャルのデジタル入出力を搭載し、豊富な入出力を利用したバンド・アンサンブルのレコーディングから、ライブでの1発録音、8本のマイク・インプットによる本格的な生ドラムのレコーディングまで、幅広く対応できます。
特に7、8chには、バス・ドラムなどの大音量の楽器に規定入力レベルやインピーダンスを最適化。アコースティック・ドラム録音や、バンド録音も非常に快適に行うことができます。スタジオ・クオリティの音質で、ボーカルやアコースティック楽器の持つ繊細な空気感までも艶やかに記録することができます。
高音質設計のマイク・プリアンプを8系統搭載。
OCTA-CAPTUREは、V-STUDIOシリーズのフラッグシップ・モデルV-STUDIO 700相当のハイ・クオリティなプリアンプを8系統装備しています。「VS PREAMP」と名付けられたこのマイク・プリアンプのアナログ回路はこだわりの高音質設計。そして、厳選されたA/Dコンバーターや高性能DSPによるデジタル・コンプレッサー回路など、V-STUDIOシリーズで培ってきた独自の設計理念を継承し、パワフルかつクリアなサウンドをDAWへとキャプチャーすることが可能です。
もちろん、8系統のマイク・プリアンプはファンタム電源に対応。各チャンネル個別でのオン/オフもできるので、 ダイナミック・マイク/コンデンサー・マイクに関係なく、柔軟なマイク・セッティングが可能です。
さらに、各チャンネルのロー・カットや位相の切り替えなど、各種パラメーターはデジタル・コントロールが可能。視認性に優れたLCDにより、快適なセッティング作業が行えます。また、これらの操作は、コントロール・パネルで行うこともできます。
Version 1.5では、コントロール・パネルのデザインを一新。サンプリング・レートをはじめ、デジタル・コンプレッサー、ダイレクト・モニタリングなどすべてのパラメーターをグラフィカルに確認、変更可能。ピーク・インジケーター付きのレベル・メーターや、コンプレッサーのレベル・メーターも搭載し、ハードウェア・エフェクター感覚でストレスなく操作することができます。
入力レベルの自動調整が可能なオート・センス機能。
OCTA-CAPTUREは、最大8系統同時にインプット・レベルの調整を自動で行うオート・センス機能を装備。レコーディングに不慣れな方でも、クリップなどのミスがなく、簡単操作で最適な入力レベルに調節することができます。
しかも、オート・センス機能の操作は、ボタンひとつで行えるイージー・オペレーション。ドラムのマルチ録音など、ダイナミック・レンジが広く繊細なソースでも、あらかじめオート・センス機能で調整しておくことで、スピーディで安全なレコーディングが可能です。
Version 1.5では、本体ボタンだけでなく、新開発のコントロール・パネルを使ってパソコンから遠隔でON/OFF操作を行うこともできます。
VS STREAMINGテクノロジーによる超低レイテンシー&安定動作。
OCTA-CAPTUREは、新開発のオーディオ・ストリーミング・テクノロジー「VS STREAMING」を採用。レコーディング・モニター時に問題となるレイテンシーを超低レベルに抑えるとともに、高音質録音、安定動作を実現しています。
VS STREAMINGは、ハードウェアに内蔵された高精度オーディオ専用クロックを元に、ハードウェア、ドライバ、DAWがそれぞれ同期。低ノイズ/低ジッターの高音質を実現するとともに、優れたパフォーマンスでのオーディオ・ストリーミングを可能にし、これまでにない低レイテンシーと安定した動作を獲得しました。
ドライバは、Windows環境のWDM/ASIO 2.0及びMacintosh環境のCore Audio、両プラットフォームに対応。SONARやLogicをはじめとする、各種DAWアプリケーションと組み合わせたレコーディング環境を構築することができます。
Version 1.5では、VS STREAMINGテクノロジーがさらに進化。ASIO のレイテンシーをさらに短縮され、より快適で安定したレコーディング環境を実現しています。
フレキシブルな4系統のダイレクト・モニター・ミキサーを内蔵。
OCTA-CAPTUREは、フレキシブルなステレオ4系統のダイレクト・モニター・ミキサーを内蔵。本体またはコントロール・パネルによるミキシング及び出力先を自由にパッチングすることができます。
ダイレクト・モニター・ミキサーの内部処理は40ビットの高性能DSPによって行われ、高音質でゼロ・レイテンシーのモニター環境を実現。また、入力されたソースにダイレクト・モニタリングでリバーブをかけることができるなど、レコーディング時のさまざまなモニター環境の構築に威力を発揮します。
機動性にも優れた堅牢コンパクトなメタル・ボディ。
OCTA-CAPTUREは、可搬性にも優れたコンパクトなボディ・デザインを採用。堅牢で外部ノイズにも強いメタル・ボディは、レコーディング・スタジオはもちろん、リハーサル・スタジオやライブ・ハウス、ノートパソコンと組み合わせたモバイル・レコーディングなど、さまざまなシチュエーションで信頼性の高い活躍が可能です。
また、専用のラック・マウント・アダプターを同梱。ホーム・スタジオなどでも使いやすいセッティングができます。
V-STUDIOシリーズの拡張入出力としても機能。
OCTA-CAPTUREは、同時に2台接続して使用することが可能。24 IN/20 OUTのオーディオ・インターフェースとして使うことができます。また、V-STUDIO 700やV-STUDIO 100と組み合わせれば、入出力の拡張用としても活用することも可能です。
ASIO及びCore Audio対応のDAWアプリケーションでは、V-STUDIOとOCTA-CAPTUREをひとつのオーディオ・デバイスのシステムとして認識するので、全入出力をシームレスに扱うことができます。
Ableton Live Lite のライセンスが付属。
Ableton Live Liteは、音楽制作ソフトウェアAbleton Liveのカスタマイズ版です。厳選した製品をパッケージしたLive 9 Liteなら、新鮮かつ簡単な方法で独自の曲を録音、制作、演奏できます。また、Liveは、ステージ用のパワフルなパフォーマンスツールでもあり、ソロでのプレイにも、バンドでのプレイにも大活躍。Live 9 Liteは、使用期間に制限がなく、作業内容を保存し、ミックスダウンすることができます。