ドライブは、不正開封時に所有者に警告するタンパーエビデント設計になっています。また、デジタル署名付きファームウェアによる総当たりパスワード攻撃防止機能や BadUSB 保護機能があります。英数字キーパッドはポリマーの層でコーティングされており、キーを保護し、キー上の指紋を分析することでキーの使用を隠します。

KP200 は、XTS-AES 256bit のハードウェアベースの暗号化機能を搭載しています。また、ミリタリーグレードのセキュリティの FIPS 140-3 レベル 3 認定（申請中）で、データ保護を強化する拡張機能を備えています。回路は特殊エポキシ樹脂の層で覆われているため、コンポーネントを損傷せずに取り外すことは事実上不可能です。このような強度の高いエポキシ樹脂により、半導体コンポーネントに対する攻撃を阻止します。ドライブは、不正開封時に所有者に警告するタンパーエビデント設計になっています。また、デジタル署名付きファームウェアによる総当たりパスワード攻撃防止機能や BadUSB 保護機能があります。英数字キーパッドはポリマーの層でコーティングし、キーを保護するとともに、キーに残された指紋が分析され、どのキーが使用されたかを知られないようにしています。

KP200 シリーズは、内蔵の充電池を利用して、ソフトウェアを使用せずに最初にドライブのロックを解除し、USB Type-A または USB Type-C の大容量記憶装置に対応したデバイスに接続可能です。このため、ユーザーは、さまざまなプラットフォームタイプとオペレーティングシステムで柔軟に使用することができます。

マルチ PIN オプション（アドミン/ユーザー）を使用すると、キーパッドを使用して、アドミンまたはユーザーアカウントに、覚えやすいが推測しにくい英数字の PIN を設定することができます。ユーザー PIN を忘れた場合や、最大 10 回のユーザーログイン試行回数に達してドライブがロックされた場合には、管理者がユーザー PIN を回復し、アクセス可能にできます。管理者とユーザー PIN が有効な場合、KP200 は、ログインに 10 回失敗するとユーザー PIN をロックします。正しくない管理者 PIN が連続 10 回入力された場合、総当たり攻撃防止機能によって、ドライブが暗号化消去され、データは永久に消去され、リセットされます。

また、ドライブにはふたつのレベルの読み取り専用（または書き込み保護）モードがあります。グローバルモードは管理者が設定でき、セッションのみモードはユーザーが設定できます。読み取り専用モデルを使用すると、信頼性の低いシステムでマルウェアから保護できます。さらに、管理者はコンテンツをロードし、グローバル読み取り専用モードを設定して、ユーザーによるデータへのアクセス可、変更不可にできます。

高速デュアルチャネルパフォーマンスは、容量 512GB の KP200 ドライブおよび 64GB～512GB の KP200C ドライブで提供されます。