2018年11月9日 オーディオテクニカは、「原音再生」「高解像度」「高レスポンス」をコンセプトとしたSound Realityシリーズから、Bluetooth・有線接続両対応の密閉ダイナミック型ヘッドホン『ATH-SR50BT』を新発売。カラーはブラックとブラウンの2色。価格はすべてオープンプライス。店頭想定価格は、22,880円(税別)。
この『ATH-SR50BT』も新製品発表会で販売店各社のバイヤーから恐ろしく評判がよかったモデルです。2018年10月19日に発売をしたバランス接続対応の有線ヘッドホン『ATH-SR50』とは違い、『ATH-SR50BT』は、Bluetoothと有線の両対応。Bluetoothは、Qualcomm aptX、AACの両コーデックに対応し、有線ではハイレゾ音源に対応。ノイズリダクション、マイク内蔵、ヒアスルー機能も搭載など、フルオプションといったヘッドホンとなり、コスト×音質×品質×スペックのバランスが良く、利便性の高いヘッドホンです。
「原音再生」「高解像度」「高レスポンス」をコンセプトにしているSound Realityシリーズのヘッドホンで、再生周波数帯域は「5〜40,000Hz」で、姉妹品にあたる有線ヘッドホンの『ATH-SR50』の「5〜45,000Hz」よりも若干狭くなります。音作りの傾向は『ATH-SR50』と同様に中音域メインで、解像度は高すぎず・低すぎず。ポップなヴォーカルメインの曲が一番はまると思います。※私(筆者:ともちん)はハードロックを延々聴いていました。アリです。
側圧はほどよく。イヤパッドとヘッドバンドは柔らかく。フィット感は良いです。本体質量も約262gと気になる重さではなく、5時間程度使い続けましたが気になりませんでした。
左ハウジングに、再生/停止や音量操作が可能な「タッチコントロール機能」を内蔵。これは説明書やスマホアプリを見つつ2日ほどで慣れました
左ハウジング下部には電源スイッチもあります。電源ボタンの右隣には「クイックヒアスルー機能」のボタンがあり、押すと即座に外音取り込み機能が起動し、会話や駅のアナウンスなどを聞き取れるようになります。この機能は急に声を掛けられた時に重宝しました。
『ATH-SR50』も有線ヘッドホンとしてツボをキチンと押さえた製品でしたが、『ATH-SR50BT』もツボを押さえた汎用的に使えるヘッドホンです。BluetoothはAndroid/iPhoneユーザーの両方が使えるようaptX、AACの両コーデックに対応し、自宅に帰れば有線接続でハイレゾの高音質を楽しめる。自宅でも移動中でも使えるヘッドホンがひとつ欲しい!とお考えの方に、この製品は本当にオススメです。